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なぜパッシブデザインが必要なのか

昨今、住宅に高い性能が求められるようになってきました。その背景に地球規温暖化の影響があります。

 

温室効果ガスとなるCO2を減らすためには省エネをし、住宅での消費エネルギーを減らすことが重要になり、さらにはそこに住む人々にとって電気料金などの光熱費は上がるいっぽう。省エネ対策は、私たち家をつくる側、そこに住む側両方にとって、考えなければならないことです。

 

家で快適に過ごしたいと思っていますが、暖冷房をガンガンに使ってしまっては光熱費が上がるいっぽう。ついつい電気代を気にしながらの生活。「省エネ=我慢」といったイメージに繋がっていました。その結果、快適で光熱費が安い家は、理想だけれども難しいと思われがちでした。

 

しかしながら、身近なところに使えるエネルギーが実はたくさんあります!それが、太陽の光と風の自然エネルギーです。

 

太陽の光を室内に十分に取り入れられれば、冬に室内を暖かくすることができ、日中に照明を使わなくても生活することができます。日射を遮り、風が通る家になっていれば、夏にも涼しく暮らすことができます。このような自然のエネルギーを活用して、室内を快適にし、省エネルギーに寄与する設計手法をパッシブデザインと言います。

 

パッシブデザインには、①断熱、②日射熱利用暖房、③日射遮蔽、④自然風利用、⑤昼光利用の5つの工夫があります。断熱は絶対条件で、次にいかに日射をコントロールできるかが大きなポイントになります。

 

われわれFANFARE Inc.では、自社で開発をしている温熱省エネシミュレーションソフトEnergy ZOOを使い、勘に頼った設計をするのではなく、室温や光熱費を算出して、快適性と省エネを事前に検討をしています。

 

現代では、エネルギーを使わずに生活することはほとんどできません。パッシブデザインなどで省エネルギーをし、太陽光発電などでエネルギーを創りながら地球温暖化の解決を目指すことが、子や孫の次の世代に良い環境を残していく、家づくりに重要なことだと考えています。

 

たぶ