INFORMATION
VISION経営_01 ビジョンは、なぜ必要?
突然ですが、山登りは好きですか?
僕は最近でこそ行けてませんが、今も思い立っては山を登ります。
みなさんも、一度は山登りを経験したことがあるのではないでしょうか。
これは僕の持論ですが、
実は、「山登り」と会社を経営することは、よく似ている部分があると考えます。
なぜなら、目指すべき頂上という「VISION」が明確にあるからです。
例えば、どの山に登るのか、山の頂上がどれくらいの高さで、どんなルートで登って、ど
れくらい時間が掛かるのか、などなど。もし、みなさんのチームがこれらを不明確なまま
山登りに出発した場合を想像してみてください。それは山登りではなく、もはや遭難で
す。
そんな時は、すぐに助けを呼びましょう。
でも、逆を考えてみてください。
今から自分たちが登るべき山の頂上が、明確になっていたらどうですか?
標高1,200メートル、登山ルートは少々険しくても休憩箇所が3箇所あるから、4時間程
で頂上まで辿り着けそう。だったら、サンドイッチと水筒の水で十分かな。念の為、だれ
かペットボトルと捕食をリュックに詰めといてー。
といった具合に、やるべきこと「MISSION」まで明確になります。
これは、まさに経営も同じだと思いませんか?
組織に明確なVISIONがあるのとないのでは、きっと大きく成果が変わるはずです。
ちなみに、僕は経営者としては全く偉そうなことは言えなくて、、
FANFARE Inc.でもなんとかVISIONを構築するのですが、それに何年もの月日を費やし
てしまいました。。言い訳するといろいろあるのですが、きっとその間、組織はずっと山
の裾野で遭難し続けていたに間違いありません。。そして苦労して生まれてきたVISIONを
組織全体へ浸透させる際には、また新たなる課題が出てきたりと。。
さて、みなさんの会社はどうですか?
次回は、VISION(CI)を構築するまでの苦悩を書いてみようと思います。
梶原