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『 設計アカデミーとは -vol.5- 』

前回のコラム「設計アカデミーとは -vol.4-」では、『プラン演習』についてご紹介しました。
(前回の記事はこちら:《設計アカデミーとは -vol.1- -vol.2- -vol.3- -vol.4-》)
今回は、最終日に行う『卒業プレゼン』についてご紹介します。
設計アカデミーの『卒業プレゼン』は、短期間で学んだ内容の集大成を発表する場です。
受講者はアカデミー最終日の朝に課題を受け取り、すぐにプランニングへと取りかかります。
限られた時間の中で仕上げていくため、受講者みなさんの集中力や真剣な表情から、その空気感がひしひしと伝わってきます。
課題の敷地条件や施主情報を丁寧に読み解き、
コンセプト立案 → ゾーニング → 外観スケッチ → 断面構成 → プランまとめ
という一連のプロセスを積み上げ、1枚のプレゼンシートに仕上げていきます。

〈画像:設計アカデミーの集大成となるプラン。1枚のプレゼンシートからストーリーが浮かび上がります。〉
プレゼンでは、これまでの講義で学んできた、相手に届けるための伝え方や表現の工夫を思い出しながら、
FANFAREの設計スタッフに向けて、自身で作成したプランの魅力をしっかりと説明していただきます。
少し緊張しつつも、自分の言葉で真剣に話す姿に、熱意が伝わってきます。
発表後は、FANFAREの設計スタッフからプランに対してのアドバイスや感想を伝え、今後の実務につながるフィードバックをします。
プレゼンをやりきった後には、卒業証書の授与。
2週間の学びを走り切ったことを讃え、今後の一歩を後押しする場を設けています。
これをもって、設計アカデミーの全課程が修了となります。
本当にお疲れさまでした!
設計アカデミーでは、コラムで紹介しきれなかった演習や講義もご用意しています。
ぜひお気軽にお問い合わせください。