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NIPPON RESTAURANT

寿司職人と日本食

日本の「食」業界は世界にクオリティを評価され今や観光資源の大きな要にもなっています。
なぜこれほどまでに世界で評価を得られたのでしょうか。
NIPPONを外からと中からの両方を見てきたイタリアンのシェフが自分目線で語ります…

 

 

例に、日本を代表する食「SUSHI」
お米と魚という極めてシンプルに構成された食べ物ですが、ここには日本の個性が詰まっています。

 

 

「お米」
豊富な水や適した気候から美味しいお米ができる。ですが、その恩恵だけに頼らず農家さんは代々、試行錯誤しより良い農法や品種を探し続け追求する。

 

 

「お魚」
海に囲まれた島国には美味しい魚がたくさん取れる。加えて漁師さんの締めの技術、鮮度を保つ流通などこだわりは多岐に渡り、また魚の種類においてもここまで細かく分けるのは日本くらいです。

 

 

「寿司職人」
お米とお魚を受け取った寿司職人は食材に敬意を払い寿司を握る。
それぞれこだわるところは違ってもお米を美味しく感じるためのお酢や握る力、ネタを美味しく感じる大きさ、切り方、包丁の切れ味にまでこだわり抜く。
こうして届けられた技術と想いの詰まった小さな一握りは皆様を幸せにしてくれる。

 

 

「SUSHI」を例にあげましたが、細部にこだわる美意識という日本の個性はその他の“食”にも表れていて、NIPPON RESTARANTは世界に評価をされているのだと思っています。

そして私たち日本人が食べる前に言う「いただきます」という言葉。

実は日本独自な表現で命や自然、それを届けてくれた人々の努力を感じているからこそ
出る感謝の言葉なのです。



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